4. 基本BASICプログラミング
それでは、これからプログラミングをやってみましょう。
ここでは、全く初心者でもわかるように説明をしていきます。
まず、F-BASICをインストールした後、起動して下さい。
そして、「ファイル−新規作成」を押して下さい。
そして、適当にファイルの名前を書いて、「OK」を押して下さい。
すると、下にウィンドウができます。
ここに、プログラムを書いていきます。
ためしに、
A=5
B=3
print A+B
print A-B
stop
end
と、うってみて下さい。
まず、それを適当な場所へ「ファイル−名前を付けて保存」で保存して下さい。
それから「翻訳−翻訳」を押し、メッセージが出てきたら「はい」
をクリックして、しばらく待って下さい。すると、完了しましたと出ると思います。
実行すると、
8
2
何かキーを押して下さい。
と表示されると思います。
このプログラムは、まず、
A=5とB=3でそれぞれAを5ということにして、Bを3ということにして、
print A+BでA+B、つまり5+3をprint(表示)せよ。というプログラムだったのです。
print A-Bは5-3です。
stopは、プログラムを中断し「何かキーを押して下さい。」と表示して
入力待ちさせる命令です。また、endはプログラムの終了を意味します。
※表示をprintと書くのは、昔のパソコンが画面が無くプリンターだけだったためです。
この様にして、プログラムは英語を中心に書いていきます。
「英語は苦手」という人でも、覚える量は非常に少なく単語も単純な物ばかりですので、それほど気にしなくても良いと思います。
(かくいう私も、少し苦手。)
では、次にもっと複雑な計算をしてみましょう。
A=5+2*3-14/4+2*12\5
print A
stop
end
*は、× つまりかけ算。
/は、÷ つまりわり算。
\は、わり算ですが結果が小数のとき切り捨てて、整数にします。
コッンピュータも算数と同じように、かけ算、わり算、足し算、引き算の順に
計算を行います。
11.5
何かキーを押して下さい。
となります。
だいぶ、わかってきたと思います。では、ここでよく使う簡単な、命令をいくつか紹介しましょう。
([ ]で囲まれたところはなくても良いと言うことです。また「・」はどちらか一方を選びます。「,」「;」「:」「"」は実際に書き込みます。)
- print 文字変数・"文字"
- 「文字」が、画面に表示されます。文字をそのまま表示するときは""で囲みます。ただし、「"」を表示したいときは「""」と二回書きます。
例文:print "A"
- locate X座標,Y座標
- プリントで表示する文字の位置を指定します。ただし、テキストモードの時にのみ使います。他のモードの時はpoint命令を使用します。
例文:locate 10,5
- input ["文字";]文字変数
- 文字変数に数値を代入します。
例文:input "数値をを入力して下さい。";A
連絡先くっきー